SADOU -茶道-
南丹地域
旧国制度においては
1.「丹後国」
2.「丹波国(1部兵庫県含)」
3.「山城国」
の3つに分けられていた京都府ですが現在では
1.「丹後地域」
2.「中丹地域」
3.「南丹地域」
4.「京都市域」
5.「山城地域」
の5つの地域に分かれています。
「南丹(地域)」とは「丹波国地方の南部」が語源であり1965年(昭和40年)頃からは行政用語として「南丹」が使われています。
現在は「亀岡市」「南丹市」「船井郡京丹波町」の3市町の地域を指す呼称となっており行政区分としての呼称以外にも「南丹」の呼称は広く定着し、官民問わず施設や事業所において数多く「南丹」が用いられています。
はじめに
o t t o のオーナーにつきましては京都市内にて
茶道具商を生業とする家に生まれました。
幼少より茶道・茶道具を身近に過ごし十代の頃は
サッカーに明け暮れていましたが二十歳の頃より
家業に入り茶道具商を生業として今日に至ります。
o t t o では祖父の代よりお付き合いがございます茶舗より
厳選された宇治抹茶のみを用いてお客様にご提供しています。
o t t o では多くの抹茶商品を取り扱っていますので
今まで茶道にあまり触れたことのない方などに
茶道を手軽に身近に感じて頂けるお店を目指しております。
また茶道・抹茶に関することなど
ご質問などございましたらお気軽にお尋ねください
MATCHA -抹茶-
1.茶の渡来
最新文化の発信地である中国/唐代に派遣された遣唐使をはじめ最澄や空海などの留学僧により最新の文化と共に『茶』と『茶の種(実)』を日本に持ち帰ったのがはじめとされ当時の茶は大変貴重であり僧や貴族階級にて喫されていたとされる。
鎌倉時代に入り京都郊外の栂尾・高山寺の明恵上人は茶の種を宇治近辺に播き、その後茶が全国の禅宗院に広がると共に茶が武士階級にも広がることとなる。茶は嗜好品、薬、社交品、ギャンブルなどさまざまな喫茶文化を経て茶道へと大成することとなる。
2.抹茶の定義
抹茶とは広義においては茶道で喫する粉末状のお茶のことで公益社団法人日本茶業中央会によると「覆下栽培した茶葉を揉まずに乾燥した茶葉(碾茶)を茶臼で挽いて微粉状に製造したもの」とされています。しかし現状においては明確な定義はなく現在国際標準化機構(ISO)が抹茶の定義を検討中である。このことからも昨今の抹茶ブームにおいて粗悪な抹茶や抹茶風味、抹茶味などが本来の抹茶と同一とされることが問題となっており業界団体において早急に解決を求められる事態となっている。
3.宇治抹茶
宇治抹茶とは、「京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を京都府内業者が京都府内において宇治地域に由来する製法により仕上加工した茶を、粉砕・挽臼加工し微粉末状にしたもの」とされています。宇治茶のはじまりは鎌倉時代頃とされ地形、土壌、気候などの条件が茶の栽培に適していたことから栽培が広がったとされています。特徴としては鮮やかな緑色に香りが高く渋味とコクと甘さのバランスが感じられまろやかな味わいがあります。
4.栽培工程
抹茶用のお茶は葉を摘む前に覆下茶園という霜除けを兼ねた藁や専用の黒いシートなどで覆いをして茶摘みの二週間ほど前からは直射日光が当たらないようにした茶畑で栽培された新芽だけを摘みます。日光を遮ることによって葉に含まれる葉緑素が増え茶葉の色が濃くなり茶葉に含まれるカテキンの生成が抑えられるので苦みが抑えられたまろやかな風味のお茶ができます。その後に摘んだ茶葉をムラのないように蒸気で蒸し、乾燥させ、選別し仕上茶となり、最後に仕上茶を石臼で挽き粉末状にすれば抹茶の完成となります。
5.濃茶と薄茶
茶道に用いる抹茶には濃茶と薄茶の二種があり一般的に茶道/抹茶などのイメージから連想されるのは薄茶をさすのがほとんどですが、製茶方法においての違いは特にありません。苦みや渋みの少ない高級なものが濃茶にそれ以外のものが薄茶と選別されます。よって現在、各茶舗にて濃茶用として市販されている抹茶も薄茶として点てることができます。
茶壷に詰められるときに濃茶は紙袋詰めにされますが薄茶はその隙間に詰められます。
6.炉開き
茶道では1年を「炉(11月―4月)」「風炉(5月―10月)」と2つの時期に分かれており、11月は「炉開き」という茶道のお正月を迎える1年の中で大切な月となっています。
初夏に摘み取った新芽の茶葉を茶壷に入れ熟成させたのち立冬の頃に茶壷の口を切り茶葉を臼で引き抹茶にし新茶にて茶を点てます。
MATCHA MENU -抹茶メニュー-
抹茶モンブラン
00円
SWEETS
抹茶プリン
00円
SWEETS